パイプとバカでかい飴

メシアたちの人生観

動き出した歴史。

今日は何もかもが面倒な日だった。昨夜はあの男に最初で最後の罵詈雑言を浴びせて、あたしは逃げた。運命なんてものは無いのだ。もう本当に終わりにした。夕方、仲良しのピアノ男子を振った元彼女と話した。ずっとあたしと話したかったと彼女は言った。彼のことを既にどうとも思ってないサバサバしていた彼女のことを羨ましく思った。なんだかんだで何年もあの男に執着していたあたしは情けなかった。あの男を侮辱した次の日の今日、授業中に真っ赤なプラスチックのペンケースを落としたら、なぜかフタと本体が真っ二つに割れてしまった。まるでハートが割れたみたいだった。